10月22日に放送されたTBS系「名医のTHE太鼓判」で紅麹甘酒が紹介されました。
もろみ酢にも紅麹を使ったものがあるので、アッと思った方もいるかもしれませんね。
もちろん紹介されていた効果は、紅麹を使ったもろみ酢も同じ効果が期待できます。
今回は紅麹甘酒の作り方と、紅麹についてご紹介していきます。
目次
紅麹の成分「GABA」が高血圧の改善に効果あり
紅麹にはGABAという天然アミノ酸の一種が含まれていて、GABAには血圧の上昇を抑えて安定させる効果があると番組内で説明されていました。
もちろん普段食べている野菜にもGABAは含まれているのですが、紅麹にはキャベツの3倍・玉ねぎの19倍と、野菜と比べてGABA含有量が多いので血圧を下げるサポートにいいという訳です。
またGABAと聞くと、チョコレートのGABAを連想する方もいるかもしれません。
GABAの公式HPには
γ-アミノ酪酸には、事務的作業による、
一時的・心理的なストレスの低減機能があることが報告されています。
グリコ公式HP:GABA
と書かれています。(γ-アミノ酪酸とはGABAの事です)
紅麹には番組で紹介していた血圧を下げる効果にも
- ストレスを低減する機能
- 肥満防止
- 腎機能・肝機能の改善
にも効果が期待できます。
紅麹甘酒の作り方
紅麹甘酒を家で作る手順は
- お米をおかゆにして準備
- おかゆを60度にして紅麹を入れて、しっかり混ぜる
※温度が高いと紅麹菌が死滅するので注意! - 20時間発酵させる
時間はかかるものの、2つの材料と3つの工程で完成します。
血圧を安定させる効果が欲しいという人は、紅麹から甘酒を作ってみてくださいね。
紅麹は沖縄では「豆腐よう」のイメージ
紅麹というと沖縄では「豆腐よう」の材料として知られていますね。
以前書いた記事でも、紅麹菌についてと、紅麹菌を豆腐ようの発酵に使用していた事について書きました。
関連記事:もろみ酢の健康効果をさらに高める麹菌、紅麹について
豆腐ようはあまり馴染みのない食品ですが、沖縄の人でも好き嫌いが分かれるそう。
泡盛と紅麹を熟成させたもの…と聞いただけで、クセのある味だと思いますよね。
琉球王朝の時代には滋養食として重宝されていたそうですが、香りもかなり独特です。
今はお酒のアテとして、チビチビつまむのがいいそうです。
紅麹もろみ酢で紅麹を摂ろう
番組でも橋本大二郎さんが市販されている紅麹甘酒をヨーグルトにいれたり、牛乳と1:1で割ったりと摂りやすい食べ方・飲み方が紹介されていました。
もちろん紅麹甘酒だけでなく、もろみ酢もヨーグルトや牛乳に合います。
紅麹もろみ酢は他のもろみ酢と比べてもクセがなく、比較的飲みやすいです。
そのままでも飲みやすいですが、さらに飲みやすくしたいという場合には甘味の強いバナナなどのフルーツを冷凍して牛乳や豆乳と一緒にスムージーにするのがいいですよ。
ドレッシングにお酢の代わりとして入れると、甘いのが苦手という方もさっぱりと召し上がっていただくことができます。
もろみ酢自体もクエン酸やアミノ酸が豊富に含まれています、ぜひ食べやすい食べ方で紅麹を積極的に取り入れていきましょう。