夏真っ盛り。今年は本当に酷暑で、沖縄が避暑地になるのではというくらいの異常事態。
熱中症には本当に気をつけなければなりません。
暑い夏といえばやはりビール。どこに行ってもビールが美味しい季節ですね。
そんなビールについて気になる噂を聞きました。
「第3のビールにもろみ酢を混ぜるとエビスビールの味になる」というもの。
沖縄のもろみ酢の良さを伝えるブログとしては試さないわけにはいきません。
目次
そもそも第3のビールとは?
Wikipediaによると…
第三のビール(だいさんのビール)とは、ビール、発泡酒とは別の原料、製法(後述)で作られた、ビール風味の発泡アルコール飲料の名称。この種の製品を生産するメーカー各社はビールとの誤認を避けるため新ジャンルと称している。第三のビール – Wikipedia
ビール風味のお酒ですね。発泡酒とも違います。
簡単に見分ける方法として、缶の下部に「リキュール」と書かれてるもの、あとは通常のビールに比べてかなり安いといった点があります。
コンビニでだいたい350mlの缶で140円前後で売られていることが多いですね。
このジャンルが誕生した当初と比べ、最近は本当にビールに近い味になってきているなと感じています。
しかし、ビールの中でも高価な部類に入るエビスと比べると、当然大きく違ってきます。
それがもろみ酢によって近づくならばおもしろそうではありませんか。
早速ためしてみる
気になって仕方ないので早速やってみます。

紅麹もろみ酢、エビスビール、オリオン贅沢気分、オリオンサザンスター
今回とりあえず用意したのは、紅麹もろみ酢、エビスビール、沖縄ということもありオリオンの第3のビール2種類。
紅麹もろみ酢はスタンダードなもろみ酢です。
紅麹もろみ酢 [amazon]
紅麹もろみ酢 [琉球もろみ酢ショップGAIA]

エビスとオリオンサザンスターで比べてみる
いい感じのジョッキがなかったので琉球グラスで(約200ml)。
まずはエビスとオリオンサザンスターをそのまま飲み比べます。
やはりエビスのコク・濃厚さは際立っていますね。
日本の美味しいビールの定番だけあります。
オリオンサザンスターも不味いわけではありませんが、エビスと比べるとどうしても薄いと感じてしまいます。
そもそもプレミアムなビールと第3のビールを比べるのが酷ですよね。
暑いときはこういうビールをグビグビ飲むのが最高だったりしますが、今回はエビスの味に近づけるための比較です。
もろみ酢を混ぜてみる
では、オリオンサザンスターにもろみ酢を混ぜてみましょう。

もろみ酢30mlを入れてみる
分量もわからなかったので、200mlに対して計量カップMAXの30mlでやってみましょう。
こうやってみると結構多く見えますね。

もろみ酢を入れる
トローっと入れます。
かき混ぜたい心理ですが、絶対に炭酸が抜けて不味くなると思ったのでトローっとゆっくり入れるだけで対応。

エビスとオリオンサザンスター+もろみ酢
なんか色が濃くなった気がする…
味は…?
飲んでみます。
…
おお!結構近い!
正直そこまで期待はしてなかったんですけど、これは想像以上の近さです。
もろみ酢によってコクが大きくプラスされ、第3のビールとは思えない濃厚さにもなりました。
ちょっと感動…
噂は本当だったようです…

エビスとオリオン贅沢気分
もう一つのオリオン贅沢気分でもやってみましょう。
すいません、写真は飲んだ後に撮ったので量が違います…
これも結構近い!
やっぱりエビスの風味はコクによるところが大きいのでしょうか。
エビス、サザンスター+もろみ酢、贅沢気分+もろみ酢 の3つで飲み比べてみても、第3のビールがエビスに近づいているのがわかります。
どちらかというとサザンスターの方がエビスに近いかな。

エビスとオリオンゼロライフ
ついでに糖質ゼロのオリオンゼロライフでも試してみましたが、これは上2つにくらべると遠い印象。
糖質ゼロ系のものは味の系統的に少し厳しいかもしれませんね。
かき混ぜることができないので…
ここで問題が。
炭酸抜けを恐れてかき混ぜなかったことが大きく響いて、底の方にいくともろみ酢の味がかなり強くなってしまいました。
想定されたことでありますが、30mlは少し多かったかもしれません。

これ以上は味の判別が厳しそう…
次は量を減らして検証を…とも思ったのですが、結構なハイペースで飲んだために少し酔ってきました。
続きは別日に。これも想定されたことですが…
缶に直接入れてためしてみる
別日、昼間から飲みます。

紅麹もろみ酢、エビスビール、金麦、クリアアサヒ、のどごし生
今回はコンビニでよく売ってる金麦、クリアアサヒ、のどこし生で比べてみます。

もろみ酢15ml。前回の半分に。
前回はビール200mlに対してもろみ酢を30ml入れましたが、底の方に溜まってしまったため
今回は缶ビール350ml(そのまま入れると溢れそうになるので一口飲んでから)に対して15mlにしてみました。

慎重に…
缶ビールってグラスに注がず缶のまま飲まれる方が多いですよね?
今回は缶に直接もろみ酢を入れて試してみます。

こぼすとこうなるので注意が必要
入れるの結構むずい…
失敗するとこうなるので慎重に入れましょう。
やっぱり近い!
うん、やっぱりかなり近いですね!
コクが足されるというのは本当に大きいです。
もろみ酢の量を減らしたことはそんなに影響していません。
むしろ底にあまり溜まらなくなりました。(底に近づくともろみ酢の味がどうしても少し強くなりますが)
注意点としては缶の飲み口にもろみ酢が付いた場合、一口目だけもろみ酢の風味がめちゃ強くなることですかね。
今回試した3本の中では金麦+もろみ酢が一番エビスっぽかったです。次点でクリアアサヒ。
2回の検証でみると、オリオンサザンスターと金麦がおすすめと感じました。

今回も結構いい気分に…
気になる値段は
第3のビールにもろみ酢を混ぜるとエビスビールの味にかなり近づくことがわかりましたが、気になるのは肝心の値段。エビスより高価になってしまってはあまり意味がありませんよね。(もろみ酢の栄養分は足されますが)
そこで1本あたりいくらになるのか計算してみましょう。
今回の紅麹もろみ酢
720ml 2,500円 → 1回分の15mlあたり約52円
第3のビール
1缶(350ml) 140円前後
よって、
第3のビール+もろみ酢 | エビスビール | |
---|---|---|
1缶(350ml) | 190円前後 | 260円前後 |
1缶あたり約70円の節約ですね。
これをどう捉えるかは人それぞれかとは思いますが、健康に良いもろみ酢を摂取することもできますし、まぁ話の種にもなるでしょうか。
それにしても今回、想像以上にエビスっぽい味になって驚きました。
もろみ酢は普段あまり馴染みのない方も多いと思いますが、そのまま飲んだり料理に使ったりと、用途は多岐にわたります。
ぜひ一度試してみてくださいね。
ノンアルコールビールに混ぜてみると美味しくなったりするのだろうか…また試してみます。
紅麹もろみ酢 [amazon]
紅麹もろみ酢 [琉球もろみ酢ショップGAIA]